組合について

理事長あいさつ

振り返れば2025年は、まさに「歴史の転換点」と呼ぶにふさわしい1年でした。 世界に目を向ければ、第2次トランプ政権の発足による一律関税の導入、そして中国の経済情勢や地政学的リスクがグローバル・サプライチェーンを激しく揺さぶりました。しかし、この「外圧」による円安や不透明感に対し、我が国も大きな一歩を踏み出しました。
国内政治では、憲政史上初となる高市早苗女性首相の誕生、そして「責任ある積極財政」への舵切りにより、長年続いたデフレマインドからの脱却が鮮明となりました。賃上げと利上げが同時に進む「金利のある世界」への移行は、私たちIT・エンジニアリング業界にとっても、コスト構造や投資判断を根本から見直す契機となりました。

•AI革命は「実験」から「実務」へ
私たちIT業界においては、2024年までの「生成AIを試す」フェーズが終わり、2025年は「実務への完全な組み込み」がスタンダードとなりました。もはやAIは単なるツールではなく、エンジニアリングの生産性を数倍に引き上げる「標準装備」となりました。
その一方で深刻な課題も浮き彫りになっています。いわゆる「2025年の崖」です。 特に中小企業における基幹システムの老朽化、ブラックボックス化は限界を迎えており、DXの足枷となっているこれらレガシーシステムを、いかにクラウド環境へと「モダン化」し、企業の競争力を再生させるか、これはITベンダーにとって大きな収益源であると同時に、社会インフラを守るという重い責任を伴うミッションでもあります。この変革期において、私たちは問い直されています。目の前の課題は「危機」なのか、それとも「好機」なのか?
私は、これこそが私たち中部アイティ協同組合の存在意義を発揮する最大のチャンスだと確信しています。

  • ・AIを理解、活用し、圧倒的なスピードでシステムを刷新する力
  • ・レガシーから脱却し、クラウドネイティブな未来を築く構想力
  • ・DXやAI活用社会を担う人材を育成し、企業の組織力強化


これらを組合のネットワークを通じて共有し、高め合っていくことが、新時代の私たちの企業競争力に直結します。
2026年々初より、経済の景色は大きく変わりました。株価が5万円~という大台を窺う中で、その成長の原動力は間違いなくデジタルにあります。今期も下記のチャレンジを継続し進化させます。

  • ・ビジネス機会の創出として、組合員同士の連携を促進します。新しい技術の情報提供、またトレンド採用手法などビジネスに役立つ情報を提供します。
  • ・福利厚生の充実を目指します。組合員のみなさまを様々な福利厚生サービスやイベントでサポートします。
  • ・様々な補助金等の情報提供を活性化させます。経済産業省や厚生労働省等の関連省庁の情報をわかりやすく会員に情報提供します。
  • ・中部圏と首都圏の架け橋になる組合運営を目指します。


私たち組合はこれらの活動を軸に、情報サービス業界と組合企業の発展に寄与できるよう尽力して参ります。みなさまにおかれましては様々なイベントに積極的にご参加になり、ご理解、ご協力と温かいご支援を賜りますようよろしくお願いします。

代表理事 稲葉弘承

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